Windows7は2020年1月14日に延長サポートが終了となります。メインストリームでのサポートは2015年1月13日にすでに終了しており、マイクロソフトはすでに数年以上前からセキュリティに関する更新以外は、放置状態と言うことを理解しときましょう。
Windowsのバージョンアップする理由は、使ってるPCを安全に快適に使う為です。サポートが終了すると、仕様変更や新機能のリクエスト、無償サポートに加え、セキュリティの更新プログラムや、有償サポートなど、マイクロソフトが提供する重要な更新を含む、すべてのサポートが受けられなくなります。
ポイント
基本的にPCは家電などのように10年以上同じ物を使い続ける物ではありません。冷蔵庫などと同様に家電は壊れるまで使えるものが多いですが、PCの場合はインターネットに接続するので、その先には無数の危険な場所や攻撃してくるウイルスなどがあります。PCを一切インターネットに繋げないで、今ある物だけで使っていくのであれば問題ありませんが、そんな使い方をしてる人は限られていると思います。ですので、これを気にバージョンアップすることを強くお勧めします。
受けられなくなるサポートの内容
セキュリティに関しての更新が止まると、そのPCは狙われ、知らぬ間にウイルスに感染していたりなど、かなりリスクの高い状態になります。
また、勘違いしてる人が多いのはウイルスなどの被害にあったら何とかしようとする人です。ウイルスと言えばPCを壊したりするイメージを持ってる人が多いかもしれませんが、基本的にウイルスに感染していても普通の人はまず気付きませんし、気付かれるような怪しい挙動はしません。そのPCにずっと常駐しあらゆるデータを根こそぎ送信したり、下手すると感染した自分のPCがウイルスを配信するPCと化してる場合もあり、ウイルスを配信してたとして警察に捕まる恐れもあります。
注意ポイント
iPhoneの初代は2007年にアメリカで発売されました。2017年には10年経ちますが初代iPhoneを使ってる人は皆無だと思います。Windows7は2009年に発売されました。iPhoneで例えると3GSが2009年に発売した機種になります。スマートホンで3GS使ってる人はまずいません。あなたのWindows7はそれだけ古いものだと認識してください。インターネットに繋ぐものは、商品寿命が短い認識は持っておいた方が良いです。
Windows7、8のバージョンアップ方法
前置きはこれくらいにして、バージョンアップについての説明です。やり方は非常に簡単で、ツールをダウンロードして実行するだけです。難しい知識は必要ありません。
マイクロソフトの公式サイトからツールをダウンロード
まずはマイクロソフトが提供している、Windows10へのアップグレードツールをダウンロードします。下記のページの「ツールを今すぐダウンロード」をクリックします。
≫ https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
Windows10へのアップグレード
ダウンロードした「MediaCreationTool1803.exe」を実行します。
「同意する」をクリックします。
「このPCを今すぐアップグレードする」を選択して”次へ”を選択で完了です。
あとは1、2時間更新作業がはじまるので温かく見守りましょう。
完了したら、Windows10の最新ブラウザ「EDGE」でお出迎えしてくれます。
特にWindowsのシリアルキーを再入力するようなこともないので、しっかり認証されているWindowsキーなら問題なくバージョンアップできます。