歴史的価値のあるおもちゃなどが展示されている“ストロング国立演劇博物館”に遂に殿堂入りのビデオゲーム6作品を選出されました。とりあえず選出された15作品は下記の通りで、アメリカ中心のラインナップ感が伺えます。
Angry Birds
DOOM
FIFA
The Legend of Zelda
Minecraft
The Oregon Trail
Pac-Man
Pokémon
Pong
The Sims
Sonic the Hedgehog
Space Invaders
Super Mario Bros.
Tetris
World of Warcraft
それは選出された作品を紹介!
1.Pong
それは『ポン』から始まったって本が出るぐらいなので、これは文句なしの殿堂入りだとお見ます。これ以前にもいくつかゲームは出ていましたが、商業的には微妙な部分が多く、このゲームが成功してなければ、ゲームは発展しなかったと言っても過言ではないでしょう。
1972年にスペースウォーを作ったブッシュネルがガレージオフィスに世界初のビデオゲーム会社を設立!2万ドルをかけて、1972年11月にアー ケードゲームとして「PONG」を発売し大ヒットを飛ばす!当時アーケードではピンボールが流行っておりPONGはひっそりと置かれていたが、ピンボール が1日$50稼げればいい方だったのに対して、PONGの方は2〜4倍高かい売上だった。
ブッシュネルがポンを作成するきっかけになったのが、展示会でオデッセイのテニスゲームを見たことにはじまります。アムペック社 から引き抜いたアラン・アルコーンと言う技術者に、まずゲームを作るということに慣れてもらうために展示会で見たオデッセイのテニスゲームを想像しなが ら、細かな仕様はあえて言わず、こんなの作ってと言伝だけで作らせる。アランは独自の解釈と想像でオデッセイのテニスゲームに似ているが、微妙に違うゲー ムを生み出す。
ポンとの違いは、オデッセイでは玉が45度の角度しか跳ね返さず速度も一定だったが、アタリのポンでは玉の速度や跳ね返る角度が 一定ではなく、サウンド、スコア表示などもあり面白かった。もしブッシュネルが玉の跳ね返る角度や速度の話までしっかり話していたら注文通りにしか作ら ず、ここまで大ヒットしたポンではなかったかもしれない。
2.Pac-Man
日本でも大ヒットしましたが、北米での大ヒットは凄まじかったので妥当かなと思います。理由としてはアメリカの博物館の選考なので・・・
1980年5月22日に発表されたパックマンは、当時スペースインベーダーで殺るか殺られるかの男だけの殺伐としたゲームセンターに、「女性」「食べる」をキーワードに女性をターゲットとしたゲームを作り、新たなる顧客を獲得するのが目的で開発されたゲームです。
パックマンは点をどんどん食べていくゲームでこの頃こう言ったジャンルをドットイートゲームと呼び、元祖は1979年にセガより発売されたヘッドオンがある。
このゲームの最大の特徴は4方向レバーのみで、女性でも簡単に出来ると言ったことではなく、可愛いキャラクター達である。この黄 色いキャラクターは大ヒット!特に北米でのヒットは凄まじく、当時人気だったAtari社のAsteroidsを軽く超え、四半期だけで10億ドル以上の 興行収益を上げた。これは1977年に公開されたスターウォーズの$7.7億ドルを超える数字だと言われれば凄さが分かるだろう。
この空前のヒットにミュージシャンも黙ってはいない。歌まで作ってミリオンヒットを飛ばすアーティストも現れた。下記がその歌である。
ライセンスグッズは400種類以上販売され、1982〜1983年にはTVアニメが放送され最高視聴率56%を獲得!
2005年には、1987年までに29万3822台販売したとして、もっとも成功したアーケードゲーム機としてギネスに登録される。
2010年のギネスでは最も知られたゲームキャラクターとしてパックマンが選ばれている。
2010年5月22日に30周年記念として、Googleのロゴがパックマンになり、パックマンが遊べた。現在もこちらのページから遊べる
このGoogleトップページでのパックマンは、人々がパックマンに夢中になり約480万時間消費され約1億2000万ドル分の生産性が失われたと言われている。
3.Super Mario Bros.
これは選ばないで何を選ぶのかと言うぐらい、今現在でも世界で最も愛されているビデオゲームです。これは誰も文句はないでしょう。
4.Tetris
誰もが一度は、何かしらのデバイスでプレイした経験があるかと思うゲームです。1984年にソ連の数学者がプログラムして東欧諸国に広がり、1987年にPCで北米と欧州で広がり、1989年にゲームボーイで世界中の人々に愛されるげーむとなりました。
誰にでも遊べて中毒要素が高いゲームは以外にないです。これも納得の殿堂入りではないでしょうか。
5.DOOM
元祖FPSと言えばこれでしょう。ジョン・カーマックとジョン・ロメロ率いるid Softwareから1993年に発売されました。マルチプレイの普及やネットからのダウンロード販売、ゲームの核となる部分とそうでない部分を分離して、誰でも簡単にカスタマイズできるようにするためにゲームエンジンの開発など、その後のすべてのFPS、さらには様々なゲームに多大な影響を与えた。大ヒット影に暴力的な描写が現実の暴力を促進するのではなど、評論家が問題点を指摘するなど社会問題となった。これも納得の殿堂入りかなと思います。
6.World of Warcraft
これが個人的には賛否両論でDOOMを選んでおいて、ウルティマオンラインを選ばないのかと!WoWを選ぶならDOOMじゃなくてHalf-Lifeだろとツッコミたい!WoWは一番最後に出して他のMMORPGのいいとこすべて取りました的な感じで、たしかに1000万にのプレイヤーやらギネスに載る、今でも絶大な人気がありゲーム自体も殿堂入りするだけの質はあるのは認めるけど、個人的にウルティマオンライン一択です。
まとめ
個人的にはWoW以外は納得かなと思う。日本ならパックマンじゃなくて、スペースインベーダーかゼルダの伝説が選ばれてたかな。
≫ http://www.worldvideogamehalloffame.org/