eスポーツ アジア大会 2018年の概要と結果

インドネシアのジャカルタ・パレンバンで開催された、2018年のアジア競技大会におけるeSportsに関してまとめてみました。

今回のeSports採用はエキシビション

2018年のアジア競技大会のeSportsはエキシビションとして、公式に記録される大会ではなく、テスト的な感じで行われました。公式としての記録にはされないが、今後、大会としてeSportsを続けていくかを担う大事な大会でした。

2018年アジア競技大会で採用されたeSportsの種目

今回の大会では6個ゲームが採用されました。採用されたタイトルは下記になります。

チーム

  • League of Legends(6人)
  • Pro Evolution Soccer(2人)
  • Arena of Valor(6人)

個人

  • Clash Royale(1人)
  • Hearthstone(1人)
  • StarCraft II(1人)

参加出来る枠

予選は2018年6月6日から20日までに開催されました。Arena of Valorのみ東アジアと東南アジア、南アジアからのみで、他の種目は5箇所から選ばれてます。開催国のインドネシアは1枠確定です。日本は東アジアになります。

Title開催国東アジア東南アジア南アジア中央アジア西アジア
Arena of Valor133100
Clash Royale122111
Hearthstone122111
League of Legends131111
Pro Evolution Soccer122111
Starcraft II122111

ちなみに東西南北のアジアにどの国が入ってるかイメージできない人が多いと思うので、参考までにいくつかの国をピックアップしてみました。

東アジア:日本、中国、韓国、モンゴル、北朝鮮など
東南アジア:インドネシア、タイ、フィリピン、カンボジアなど
南アジア:インド、ネパール、スリランカ、バングラデシュなど
中央アジア:ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスなど
西アジア:イラク、トルコ、サウジアラビア、オマーン、カタールなど

枠を獲得した国

日本からはHearthstoneとPro Evolution Soccerのタイトルで選出されました。

国家Arena of Valor クラッシュロワイヤルハースストーンリーグ・オブ・レジェンドウイニングイレブン2018スタークラフト2
中国
中華台北
香港
インド
インドネシア
イラン
日本
カザフスタン
キルギス
ラオス
マレーシア
パキスタン
サウジアラビア
韓国
スリランカ
タイ
ウズベキスタン
ベトナム

 

ウイニングイレブン2018で日本人が優勝

ウイニングイレブン 2018部門、試合結果

金メダル:日本 銀メダル:イラン 銅メダル:ベトナム

グループリーグ(Aグループ)

日本 vs インドネシア 1v1(杉村選手)5-0・2v2 2-1
日本 vs ベトナム   1v1(相原選手)5-3・2v2 1-0
日本 vs インド    1v1(杉村選手)8-0・2v2 7-0

準決勝

日本 vs マレーシア  1v1(杉村選手)3-2・2v2 3-1

決勝大会

日本 vs イラン    1v1(杉村選手)1-3・2v2 2-0・1v1(相原選手) 3-2
日本はグループリーグにおいて全勝し、1位突破。続く、準決勝も快勝。

決勝大会では、アジア予選大会から本大会で杉村選手が初の敗北を喫しましたが、
2v2で挽回し2-0で快勝。最終決戦にまでもつれ込むなか、
相原選手が3-2で勝利し、見事、金メダルを獲得しました。

選手コメント

杉村 直紀 選手(21):プレイヤーネーム:SOFIA

決勝の初戦で敗れてしまったため、自分の力では金メダルを取ることができませんでしたが、チームとして金メダル獲得に少しでも貢献できたかな、と思います。
遠く離れた日本から応援してくださって本当にありがとうございました。
僕自身、オンライン出身者ということもあり、強い日本の皆さんと日々対戦できたからこそ、金メダルを取れたと思います。
日本全員で勝ち取ったメダルだと思います、応援ありがとうございました!

相原 翼 選手(18):プレイヤーネーム:レバ

本当に難しい大会でしたが、まずは勝つことができて素直に嬉しいです。
決勝の初戦ではSOFIAさんが敗れてしまったため、SOFIAさんを負けたまま日本へ帰国させることはできない、と改めて気を引き締めました。
応援してくれた方々に感謝の気持ちを伝えます。
この勝利はSOFIAさんと私だけの二人で勝ち取ったメダルではなく、今までオンラインやオフラインで戦ってくださった方々のおかげです、 ありがとうございました!
引き続き頑張って行きますので、一緒にウイニングイレブンを盛り上げて行きましょう!

アジア競技大会2018 ウイニングイレブン2018 大会結果表

 

ハースストーンでの日本人選手の結果

地域予選、東アジア枠で日本代表「赤坂哲郎(Tredsred)」選手が参加し、見事、東アジア枠で本戦に参加!しかし1回戦でインドに敗れる。

地域予選

#チームPTS資格
1香港5認定
2日本4
3中国4
4モンゴル3
5韓国2
6中華台北2
7マカオ1

※日本は中国に勝利

アジア競技大会2018 ハースストーン 大会結果表

 

クラッシュロワイヤルでの日本人選手の結果

地域予選、東アジア枠で日本代表選手が参加、東アジアから本戦に参加できるのは上位2カ国のみとなります。ルールは6チームが総当りで戦で、相手のカード1枚を使用できないように選べるルールと、3本先取でおこなわれました。

地域予選

#チームPTS資格
1中国:Lciop選手:Nova Esports所属4認定
2香港:Aaron選手:Nova Esports所属3
3韓国:S.U.HWANG選手(X-bow Master):KING-ZONE DragonX所属3
4日本:けんつめし選手:FAV gaming所属3
5中華台北:YaoYao選手:ahq eSports Club所属2
6マカオ:Rickson Lam選手0

日本のけんつめし選手の結果

#対中国対香港対韓国対日本対中華台北対マカオ結果
中国-×4-1
香港×-×3-2
韓国××-3-2
日本××-3-2
中華台北×××-2-3
マカオ×××××-0-5

【1戦目】VS 韓国:S.U.HWANG選手
0-3で敗北

【2戦目】vs 中華台北:YaoYao選手
3-1で勝利

【3戦目】vs マカオ:Rickson Lam選手
3-1で勝利

【4戦目】vs 中国:Lciop選手
3-2で勝利

【5戦目】vs 香港:Aaron選手
0-3で敗北

けつめんし選手のコメント

最後のAaron選手に勝てば東アジア予選優勝となり、ジャカルタ本選へと進むことができました。その1勝を掴みとれなかったのは、素直に自分の実力不足だと感じました。

中国リーグで個人MVPの称号を得ている“Lciop選手”に激闘の末勝てたことは本当にうれしいし、自信へと繋がりました。しかし、蓋を開けてみると優勝したのはLciop選手。プレイヤーレベルの高い中国リーグでMVPを獲得しているだけあって、ここいちばんの勝負強さが光る選手でした。

まだまだ自分も伸びしろがあるとは感じていますし、今回非常に悔しい想いをしたので、Lciop選手に追い付けるように今後もがんばっていきたいです。今回は予選通過をすることができませんでしたが、世界的なトッププレイヤーと連戦をすることができ、とても楽しく貴重な経験をさせていただけました! 改めて『クラロワ』が最高のゲームだと感じました!!

≫ https://app.famitsu.com/20180622_1311295/

アジア競技大会2018 クラッシュロワイヤル 大会結果表

リーグ・オブ・レジェンド

地域予選

#チーム勝敗
1韓国
2中華台北
3中国
4香港
5マカオ
6日本

本戦

スタークラフト2

 

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harukin

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