おま国とは
おま国とはSteamによるリージョン規制で特定の国の人が買えない、プレイできない事を通称「おま国」と呼んでいます。海外では「geo-blocking(ジオブロッキング)」と呼ばれているそうです。DVDなどであったリージョンと同じようなものです。このおま国ですが、日本ではコンシューマで販売されてたゲームが、Steamに登場した時に日本だけ販売されないケースが非常に多いです。利権などの問題でもともと日本ではコンシューマのみの契約だったり様々な大人の事情があるようですが、いまいち詳細は分かりません。この辺をキッチリ説明すればユーザーの不満も少しは解消されてると思いますが、だんまりが多いのでユーザーはドンドン負の方に流れていきます。
EUでは色々議論を呼んでおり、「geo-blocking」を廃止する動きが活発に行われているようです。詳しくは下記のリンク記事をご覧ください。
≫ EU著作権法改正の最大の争点!ジオブロッキング(Geo-blocking)とはなんだ?
Steamのおま国について
基本的におま国対象のゲームは一切画面に表示されません。ランキングなどからも除外されています。アドレスを直打ちして行っても下記のページエラーが表示されます。徹底的に排除しているので、普通に使ってる分にはまずおま国をお目に掛かることはないですし気づきもしないでしょう。
おま国の規制パターン
Steamでは3パターンのおま国規制があります。1は上記の通りページが開けないですが、カギ屋と言われるデジタルキーを販売しているサイトや海外の外国人からギフトなどで、Steamキーを入手した場合は、購入できない商品のデジタルキーを入手することが可能です。この場合は2、3の規制パターンに引っ掛かりゲームを有効化することができません。
- 商品ページが開けない(購入できない)
- Steamキーの有効化が出来ない
- Steamキーの有効化が出来ない、ゲームの起動が出来ない
2、3の規制は似てる様で違います。2はSteamキーを有効化する時に海外からのアクセスなら有効化することができ、その後日本のIPでも問題なくゲームが遊べるパターンです。3は海外からのアクセスで有効化したあとも、ゲームを起動する時にIPチェックが行われ日本からのIPではゲームが起動できないパターンです。
何故、2、3の違いがあるのかは分かりませんが、その様な規制が掛けられています。この規制は変わることもあり、3のパターンだった物が2に変わったりすることもあります。
孤独のスチーマー
マンガでおま国を分かりやすく表現した秀逸な作品です。日本語ランゲージのDLCが有料で売られてたゲームが本当にありました・・・